職員同士がギスギスしてて話しかけづらい…
園長が怖くて毎日ピリピリ…
男性保育士にとって、人間関係の悪い園は本当に働きにくいものです。
この記事では、６回の転職を経験した筆者が、人間関係が良い園の共通点と見抜き方をお伝えします。見学時のチェックリスト付きなので、転職を考えている方はぜひ参考にしてください。
男性保育士が感じやすい“人間関係の壁”
- 男性が少数派で浮きやすい
- 先輩女性保育士との距離感
- 園長や主任の影響力が大きい
- 「男性だから」「新人だから」で理不尽に扱われることも…
新人の頃、職場の人間関係がすごく大変でした。
最初に働いた園は特にきつくて、先輩からは強い口調の指示ばかりで普通に話せない日々…。
毎朝、何も言われませんようにと祈りながら出勤していました。
人間関係の良い園に共通する3つの特徴
■ 人間関係の良い保育園は「園長の人柄と保育観」で決まる！
■ 新人保育士へのサポート体制がある
■ 離職率が低い（長く勤めている職員が多い）
人間関係の良い保育園は「園長の人柄と保育観」で決まる！
「園の雰囲気って、結局は園長先生しだい」
――そう感じた場面を、私はこれまで何度も経験してきました。
実際、人間関係の良い保育園には、必ずといっていいほど“信頼されている園長先生”がいます。
逆に、トラブルや不満が絶えない園では、園長先生の保育観が曖昧だったり、現場に無関心だったりするケースがほとんどでした。
では、どんな園長先生がいる園が「働きやすい」のでしょうか？
✅ 現場をしっかり見てくれる園長先生は強い味方！
新人に対して強い口調の職員がいたら、すぐにフォローや注意をしてくれる。
「この園ではそういう接し方はしないよ」と、指導の基準を明確にしてくれるトップがいる安心感は絶大です。
✅ 穏やかな園長先生は、自然と職員にも良い影響を与える
園長先生がいつもピリピリしていると、その雰囲気は職員全体に伝染します。
でも逆に、いつも笑顔で丁寧な言葉を使う園長先生だと、園全体がやさしく穏やかな空気になります。
✅ 相談できる園長先生がいると、職場の悩みも解決しやすい
「こんなこと言っていいのかな…」とためらうことなく相談できる雰囲気があると、小さな不安や違和感も早めに共有できて、人間関係の悪化を未然に防げます。
つまり、園長先生の人柄や保育観＝園の空気と言っても過言ではありません。
園見学や面接の際には、ぜひ園長先生の考え方や職員との関わり方に注目してみてください。
**「この園長先生のもとで働きたい」**と思えるかどうかが、長く働ける職場かどうかの判断材料になりますよ。
今の園に勤めて5年目になりますが、退職者はなんとゼロ！
園長先生の人柄も保育観もしっかりしていて、働きやすさを日々実感しています。
今までの職場は毎年誰か辞めてたので、今の環境のありがたさがよくわかります。
新人保育士へのサポート体制がある
🧑🏫 新人保育士へのサポート体制がしっかりしているかも重要なポイントです。
たとえば、
・新人一人ひとりに指導係がつく
・「わからないことがあったら、いつでも聞いてね」と声をかけてくれる雰囲気がある
こんな環境なら、新人でも安心して働き始めることができます。
反対に、誰に聞いていいかわからない、質問しづらい雰囲気の園だと、不安ばかりが大きくなってしまいますよね。
実際、以前働いていた園はどこも「見て覚えて」が基本で、指導係もいませんでした。
でも今の園は新人に専属の先輩がついてくれて、ちょっとしたことでも気にかけてくれるんです。
安心して相談できるって、本当に大きいですね。
離職率が低い（長く勤めている職員が多い）
人間関係が良い園は、若手からベテランまでバランスよく職員が在籍しています。
逆に、入れ替わりが激しい園は、何かしら問題がある可能性が高いので注意が必要です。
長く続けている先生が多い園は、働きやすい環境の証と言えるでしょう。
園見学や面接で離職率を直接聞くのは参考になりますが、実際にはなかなか聞きづらいものですよね。そんなときは、転職エージェントに相談して代わりに確認してもらう方法もありますよ。
園見学・面接で“人間関係の良さ”を見抜くコツ
👀 チェックポイント①｜見学中の職員の様子
👂 チェックポイント②｜園長先生との会話
🧠 チェックポイント③｜気になることは質問してみよう
👀 チェックポイント①｜見学中の職員の様子
- 挨拶をきちんとしてくれるかどうか
- 職員同士のやりとりに余裕や笑顔があるか
こうした小さなサインから、その園の雰囲気や人間関係の良さを感じ取ることができます。ぜひ、見学時にしっかりチェックしてみてくださいね。
👂 チェックポイント②｜園長先生との会話
- 園長先生が自分の保育観をしっかり話せるか？
- 「働きやすさ」や「人間関係」についてどんな考えを持っているか？
園長先生の言葉から、その園の方針や職場環境への姿勢が見えてきます。ぜひ積極的に質問して、園の雰囲気をつかんでみてくださいね。
🧠 チェックポイント③｜気になることは質問してみよう
- 「新人保育士へのフォロー体制はどうなっていますか？」
- 「職員同士のコミュニケーションはどのようにとっていますか？」
疑問に思ったことは遠慮せずに聞くことで、園のサポート体制や職場の雰囲気をより具体的に知ることができますよ。安心して働ける環境かどうか、しっかり見極めましょう。
それでも不安なら…転職サイトを活用しよう
転職エージェントは、実際に園の内部事情を把握しているプロ。
🔸転職サイトを使うメリット
- 園の人間関係や雰囲気を事前に詳しく聞ける
- 非公開求人を紹介してもらい、好条件の園に出会える可能性が高い
- 専門スタッフと相談しながら転職活動を進められるので安心
- 離職率など聞きづらいことも代わりに園に確認してもらえる
転職サイトを活用することで、見学や面接だけではわからないリアルな情報を得やすくなりますよ。
✅ おすすめ：保育士バンク！、ほいく畑、ジョブメドレー など
まとめ｜人間関係の良さは“空気感”で見抜ける
- 園のトップ（園長・主任）の人柄
- 見学中の職員の表情・やりとり
- 「この園なら相談できそう」と思えるかどうかがポイント
✨ 男性保育士でも居心地よく働ける園は必ずあります。
焦らず、じっくり選んでいきましょう！
コメント