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はじめに|なぜ私は転職を6回も繰り返したのか? 辛い現場から学んだ保育園選びの極意

園選び
この記事は約6分で読めます。

私はこれまでに6回の転職を経験してきました。「転職回数が多い=問題がある」と思われがちですが、その背景には“働き続けられない園の実態”がありました。最初に就職した園がいわゆるブラック園だったことが、すべての始まりだったのです。

【この記事を読むメリット】

最初の就職先は“ブラック園”だった

新人だった私は、毎日が不安と緊張の連続でした。

挨拶しても返ってこない。質問しても「見て覚えて」と突き放される。
そんな空気の中では、失敗が怖くて声をかけることすらできませんでした。

職員同士の連携もほとんどなく、チームで動くはずの保育現場がバラバラな空気
そのギスギスした雰囲気は、当然子どもたちへの関わりにも悪影響を及ぼしてしまいます。

けい先生
けい先生

一番最初に働いた園が、一番きつかったです…。
新人だったから?男性保育士だったから?
理由はわからないけれど、とにかく私への指示はいつも強い口調で、
普通の会話もできないほど、ピリピリした毎日でした。

人間関係は職場の命――この言葉の重みを、身をもって知った最初の就職先でした。

理想と現実のギャップに苦しんだ転職ラッシュ時代

転職してもまたブラック園。残業代が出ない、園長がワンマン、休みが取れない…。どこへ行っても同じような悩みの繰り返しでした。

ブラック園あるある|私が経験した過酷な現場

強い口調の先輩、理不尽な指示

先輩保育士の指示が常に高圧的で、質問するのも怖い雰囲気。子どもに対しても命令口調で、保育というより軍隊のような空気感でした。

残業代ゼロ、終わらない業務とサービス残業

けい先生
けい先生

毎日がサービス残業…もう限界でした

毎日のように、定時を過ぎても終わらない書類や行事準備に追われていました。
「残業代?出ないよ」「家でやってきて」が当たり前の空気だったんです。

実際、私が働いてきた5園中4園で残業代はゼロ
「残ってるのは自分の意思でしょ?」といった雰囲気があり、上司も職員が遅くまで残っていても見て見ぬふり

その結果、プライベートの時間はどんどん削られ、働き方を見直す余裕すらなくなっていました。

園長からのパワハラ、いじめのような扱い

💥 園長の一言で、待遇がガラッと変わることも…

園長先生の機嫌ひとつで、職員の扱いが180度変わる
気に入られれば楽なクラス、嫌われれば連日の遅番や無視・いじめ

けい先生
けい先生

私も「辞めたい」と伝えた瞬間から、あからさまなシカトが始まり、
毎日職場に行くのが本当に辛かったです…。

🧑‍💼 トップの姿勢が、園全体の空気をつくっているんだと実感しました。

有給が取れない、体調不良でも出勤

📄 休みに関する記載がまったくない…?

求人票に「週休2日」や「有給あり」の記載がない時点で、ちょっと不安はありました。
でも実際に入ってみるとやっぱり…休みがとりにくい空気

体調が悪くても「代わりがいないから出て」と言われ、希望休も「その日は人が足りない」と簡単に断られてしまう日々。

けい先生
けい先生

「休むことが申し訳ない」
そんな風に感じてしまう職場では、心も体もどんどんすり減っていきました。

職員旅行や行事への強制徴収

📌 謎の“職員集金”が毎月…?

私が以前働いていた園では、毎月5,000円の集金が当たり前でした。
しかもその使い道は…

👉 職員旅行
👉 理事長へのバレンタイン
👉 忘年会・新年会・歓迎会など

すべて強制参加・強制支払い
給料天引きではなく、現金を手渡しで徴収されていたので、なおさらストレスでした…。

けい先生
けい先生

「なんでこんなことに毎月5,000円も…」と、疑問とモヤモヤが募る一方でした。

心も体も限界に|辞める決断ができなかった理由

「辞めたい」が言い出せなかった空気

園長からのいじめが怖くて、なかなか退職を切り出せない…
そんな重たい空気の中で、ずっと我慢して働いていました。

でも今振り返ると――
勇気を出して辞めて、本当に良かった。

辞めると決めてからの3ヶ月の過ごし方

私は12月末に「辞めます」と伝えて、3月末で退職。
たった3ヶ月の辛抱でしたが、その後の毎日は心が軽く、前向きに過ごせるようになりました。

💡「今年も言えなかった…」と、ズルズル1年我慢するのは本当にしんどいです。

ちなみに、法律上は退職の2週間前に申し出ればOK
無理をせず、まずは自分の心と身体を守る選択をしてくださいね。

ブラックからホワイトへ!男性保育士が語る職場選びの決め手

給料
園長先生の保育観や人柄 

この2つが、【ホワイト園を見極める最大のポイント】だと、私は身をもって感じました。

けい先生
けい先生

今振り返ってみると、やっぱり園の雰囲気って園長先生の保育観や人柄に大きく左右されるんだなと実感します。

園長先生の保育観がはっきりしていないと、職員もなんとなく不安定になりますし、
園長がピリピリしていると、その空気が職員にも伝染してしまうんです。

まさに“トップが変われば園も変わる”。そんな実体験でした。

💡給料は、生活の土台

特に男性保育士にとって、給料面は非常に重要です。

家庭を持つ場合はもちろん、一人暮らしでも生活が厳しくなってしまえば、どんなにやりがいがあっても続けるのは難しいですよね。

🧑‍🏫園長先生の人柄が園全体の雰囲気をつくる

園長の考え方ひとつで、保育のやり方も人間関係もガラッと変わります。

けい先生
けい先生

今働いている園の園長先生は、「残業はなるべくしないように」と常に声をかけてくれます。
先輩が残っているから帰りづらい…なんて空気もゼロ。
申請すれば残業代もちゃんとつきますし、相談しやすい雰囲気があるのが本当にありがたいです。

🏁ホワイト園を見極めるコツ

🎯園見学のとき、園長先生と話すチャンスがあれば…

ぜひ「保育観」について質問してみてください。

  • 子ども主体の保育を大切にしているか
  • 集団行動を重視する方針なのか
  • 職員の働き方についてどう考えているか

保育観をしっかり語れない園長先生の場合、働き方への関心も薄いかもしれません。

🌟まとめ|自分をすり減らす前に、“働く場所”を見直してみてください

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

私自身、6回の転職を通してやっと今の園に出会い、**「自分らしく笑顔で働ける環境」**を手に入れることができました。

何度も失敗してきたからこそ言えます。

✅ 給料や待遇
✅ 園長先生の保育観と人柄
✅ 現場の空気感(ピリピリしていないか)

これらは、長く続けられる保育園を見つけるために欠かせないポイントです。

「今の職場、合ってないかも…」
「このままじゃ続けられない…」

そんな不安が少しでもある方は、一度立ち止まって“自分が大事にしたい働き方”を見つめ直してみてください。


🎯次にあなたがやるべきこと

✔ 園見学では、園長先生の保育観をしっかりチェック
✔ 「働きやすさ」を軸に転職活動をスタート

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もう一人で悩まないでください。
自分に合った園は、きっとあります。

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